北朝鮮




随分と考えた

俺なりに考えた

このまえ世界を震撼させた

北朝鮮家族の亡命事件

凄く難しい問題である

平和ボケした日本人には

ピンとこない問題である

にもかかわらず日本政府のとった

行動は

「見て見ぬふり」実に情けない

自分の国ではどうすることも出来ないから

新たな生活を求めて他国に行こうとする家族に

手を差し伸べられない臆病な民族

それが日本人である


事件を振り返ってみると日本大使館に駆け込む

北朝鮮一家を取り押さえようとする中国警察

殺伐とした光景である

幾度も亡命されている中国側からすれば

なんとも致し方ない行動と言えるが

女子供に暴力を振るう大の男。。。

実に見苦しいものである





なぜこのような事件が起きたのかは、さておき

今回は大使館駆け込みを未然に防ぐ方法を

発表したい!!!

わたくししんぺいは

前回トイレットペーパーを逆につけられることを防ぐ方法

として矢印付トイレットペーパーを発表した

実に画期的であった

そしてそれを踏まえたうえで

今回私が提案したいのは

新たなる大使館入り口のドアである!!!!


テレビで見た方も多いと思うが

大使館の入り口はセコイ学校の校門のようである

そして少し人が通れるほどの隙間が開けてあり

その気になれば今回のように駆け抜けることも可能である

ならどうすればよいか?

並の人間なら「塀および門の高さをたかくすりゃ良いんだよ」

と安直な意見を述べてしまうだろう

それに対する俺の答えはNONだ!


じゃあどおすりゃいい

答えはコレだ!!




遊園地とかにあるぐるぐる回ってはいる

回転式の入り口にすればいい




あの、さっきまで仲の良かった親子がぐるぐる回りながら

離れ離れになった後やっと遊園地にはいれるという

素敵な入り口だ

あれにしたらこないだあったように

一度に何十人もの亡命者に一気に入られることは無い

死ぬ覚悟で亡命してくる勇気ある人々に

一瞬のたのしさを

与えてあげたい

でやっとの思いでぐるぐる回りながら

大使館に入ってきた家族に

ジェットコースターなど用意して上げれていたなら

サイコー





緊張した家族の顔に笑みがこぼれて

ジェットコースターに乗り込む家族

がたがた音を立てて

上っていくコースター

やがて下りに差し掛かる

景色と一緒にツラかった思い出も流されていく

幾多のカーブを曲がり

亡命したんだという実感に幸せがこみ上げ

顔に本当の笑顔が戻った時に

ジェットコースターはゴールに止まる

喜んでジェットコースターから降りた家族が

ついた先は






ピョンヤンだった




©kitayama_shinpei